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2010年5月12日

インスピレーション:言葉の力

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シュルレアリスムの父であるフランスの詩人アンドレ・ブルトン(André Breton、1896-1966)もまたモレスキンを愛した一人です。ブルトンにまつわる有名なエピソードです。

「まもなく春を迎えようとするある晴れた日。男はニューヨークで浮浪者を見かけました。その浮浪者は“I am blind.(私は盲目です)”と書いたものを首からぶら下げて物乞いをしていました。

「そうか、彼は目が見えないのか・・・」

しかし通行人は誰一人、盲目の浮浪者に近寄ろうともせず、お金を恵むことはありません。みんな素通りでした。かわいそうに思ったその男は浮浪者に近づき、浮浪者が首からかけていた"I am blind."という文字を書き換え、そして去っていきました。それからしばらく過ぎるころ、その浮浪者は異変に気がつきました。

「おかしい・・・」

「おかしい・・・」

それまでは誰一人お金を恵んでくれなかったのに、あの男と出会ってから、今度はすれ違う人、すれ違う人が恵んでくれるようになったのです。物乞いのお椀にはコインがあふれ、人々が同情の声までかけてくれるようになりました。

「あの男は魔法使いなのか?」

実は男は“I am blind.”という言葉をこう書き換えていたのです。

“Spring's coming soon.But I can't see it.(春はもうすぐそこまで来ているのに、私は見ることができません)”」

アンドレ・ブルトンの詳細はWikipedia

Image: Wikicommons

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