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2011年7月16日

porcoの北欧の旅とスケッチ


porcoさんの物語を読んでいるうちに、私たちはきっと北欧建築をめぐる旅の中に入り込んでいくことになるでしょう。この週末は、porcoさんが訪れたスウェーデンとフィンランドの話を聞かせてもらいましょう。

旅2日目、早朝にまずporcoさんが訪れたのは「森の火葬場」です。ここは世界遺産にも登録されている北欧モダン建築が有名な墓地・火葬場です。

「・・・ストックホルム中央駅にて2日間のフリーパスを購入し、いざSkogskyrkogarden(森の火葬場)へ。郊外とはいえ電車で20分程。ヨーロッパ 特有の経済的な集合住宅を見ながら駅に着く。ホームから階段を降りると、花屋がある。お墓へ活けるのだろう。花屋を通り過ぎ右を向くと、流し坂道の先に十 字架が見えた。建築を志す者で、かつアスプルンド、あるいは北欧の建築に身を奉げた者であれば、その風景を見た途端、言葉を失うであろう。私は近づき、舗 装から芝生に切り替わる地点まで歩く。しかし私は、まだその風景の「強さ」を感じていなかった。とにかく石畳の道を昇っていく。

昇るにつれ、私は理解する。なるほど、この十字架によりこの大地は生起するのだ。長い上り坂のアプローチ、しかしその軸線上に十字架はない。右に外れてお り、誰もそこへはいけない。徐々に近づく十字架、茫漠とした緑の大地を十字架の水平が整え、水平に広がる自然を十字架の垂直が規定する。最小限の建築的構成により、大地が生まれた。素晴らしいものだと思った。・・・」

その日の夕刻、porcoさんは「森の火葬場」と同じくアスプルンドにより設計されたストックホルム市立図書館を訪れます。

「・・・市立図書館前の公園のベンチに座り、スケッチを描き、ガムラスタン(旧市街)目指し歩き始めた。ショッピング街を歩き、店の中を何度も覗いたが、結局何も買わなかった。歩きに歩いて、ホテル近くの「鉄の広場」にてカフェを注文する。1時間程小休止。旅の日記を書こうと、モールスキンの手帳に書き始める。私 はこんな時間が好きだ。そしてスケッチをしている時間も好きだ。これで満たされるのだから、そりゃ金も使わない。私にとって重要なのは“物”ではなく、それに付随する“時間”と“空間”なのだ。・・・」

porcoさんの北欧の旅を辿ろう!こちら

*“スケッチする”ということが、私たちに新たな旅の経験をもたらしてくれるようですね!

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