季節のページ:リスト 愛の夢 第三番
2010年はショパンの生誕200年の年でしたが、2011年は「ピアノの魔術師」として知られるフランツ・リストの生誕200年にあたります。
「フランツ・リスト(1811-1886)はロマン派の芸術家で、ヨーロッパで最も賞賛された超絶技巧のピアニストでした。スキャンダルな異性関係を持つと同時に、信心深いという側面も持っていました。
ハンガリーのドイツ語圈で生まれ、子どもの頃から神童といわれます。リストが12歳のときに、一家はパリに引っ越しました。外国人であることが理由でパ リの音楽院への入学の道は閉ざされましたが、パリは少年リストの才能を伸ばすのに最適な場所となりました。彼はここで音楽界を牽引する巨匠たちとの出会い がありました。その中にはベルリオーズ、ショパン、パガニーニなどがいました。時代は「ヴィルトゥオーソ」が注目の的となる時代でした。彼はすぐに現代の スターに匹敵するような、セレブリティとしての自分の地位に昇りつめます。必然的に異性からの注目を浴びることになり、ヨーロッパ中の女性たちは彼を見て 夢中になり、熱狂したのです。
リストは15年間のピアニストとしてのキャリアを捨て、ワイマールの宮廷楽長としての地位を受け入れ、10年の間、新しい音楽を推進し、指揮者、指導者 として過ごしました。この頃、彼は作曲の上で進歩的な「新ドイツ楽派」の事実上の指導者になっていました。晩年、カトリック教会の下級聖識者になり聖職者 リストとして知られることになります。彼は残された20年間をローマ、ワイマール、ブダベストとの間を行き来しながら過ごしました。1886年にバイロイトヘの旅に行く途中、肺炎を発作し7月31日、75歳でその生涯を閉じました。」(「輝けるロマン派の作曲家たち~リスト生誕200年~展」より)
Image from Wikicommons













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