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2013年10月26日

インスピレーション:シャガールと木の葉

葉が少しずつ色づき始めた最近なら、詩人の谷川俊太郎さんが描き出した世界を感じることができるかもしれません。茶色と黄色の斑に染まったクヌギの落ち葉、シャガールのリトグラフ、そしてラヴェルのピアノ曲・・・

「シャガールと木の葉」

貯金はたいて買ったシャガールのリトの横に
道で拾ったクヌギの葉を並べてみた

値段があるものと
値段をつけられぬもの

ヒトの心と手が生み出したものと
自然が生み出したもの

シャガールは美しい
クヌギの葉も美しい

立ち上がり紅茶をいれる
テーブルに落ちるやわらかな午後の日差し

シャガールを見つめていると
あのひととの日々がよみがえる

クヌギの葉を見つめると
この繊細さを創ったものを思う

一枚の本の葉とシャガール
どちらもかけがえのない大切なもの

流れていたラヴェルのピアノの音がたかまる
今日が永遠とひとつになる

窓のむこうの青空にこころとからだが溶けていく
……この涙はどこからきたのだろう

作・谷川俊太郎

Image from Moleskine.com/Facebook

*美しい、芸術の秋の週末を!

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