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2014年4月6日

2013年の物語賞:鈴木亜季のプロジェクトを支える3種類のモレスキン

モレスキナリーでは、昨日より「2013年の物語賞」を受賞された作品を紹介しています。2つ目の「2013年の物語賞」は、ドイツ在住、写真家兼アーティストをしている鈴木亜季さんへ贈りたいと思います!3種類のモレスキンープロフェッショナルノートブック、ヴォラン、ハードカバーノートブックーがどのように鈴木さんの作家活動を支えているのか教えてもらいました。

「随分昔から愛用しているモレスキンのノート達ですが、2007年にドイツに引っ越してから、その愛用率はどんどん高くなっていきました。というのも、日本にいた頃、作品制作に関する事など、いろんなアイディア出しの段階や、そのために調べた事など、なんでも書き留めていたのはMarumanのクロッキーブック。ですが、ドイツにやってきてから、いくら探しても同じノートが見つからない!!いろんなノートを試して、たどり着いたのがヴォランのプレーンタイプ(ラージサイズ)でした。それまでは、一冊のクロッキーブックに次々と書き連ね、最後のページまで使い切ったら、次のクロッキーブックへ。そんな使い方をしていたのですが、それでは、作品毎に見返したい時にとっても不便。そんな訳で、ヴォランを使うようになってからは、作品のシリーズ毎や、プロジェクト毎にノートを分けるようになりました。

大体、どのヴォランも、最初の方のページは、まだはっきり決まっていない作品全体のアウトラインや、必要なリサーチについてなど、ざっくりと余裕をあけて、思いつくままに書き連ねます。その後、制作に必要な資料や、素材、過程など、諸々を細かく、見開きいっぱい使ってMind map形式で書き出し、あとは、出来上がったMind mapに沿って、必要な事をやっていくだけ。

ノートの後半は、書き出した項目毎に調べた事や、集めた素材や資料など、書き写したり、貼ったり、全ての情報を一つのノートにまとめます。資料集めの段階では、ネット検索も多用するので、その場合は、目を通しておきたい程度の資料の場合は、Evernoteでオンライン上に保存。何度もいつでも読み返して、かなり重要な参考資料になりそうなものは、ヴォランに手書きで書き出すか、量が多い場合や図などの場合は、プリントアウトして貼付けます。

その際、いつも使っているのは、ウォーターマンから昔々に発売されたクルトゥール・ライト・ソフトの万年筆。発売当初、それまでの万年筆になかった鮮やかなボディの色合いに一目惚れし、閉店間際の文房具屋さんに駆け込んで、購入した事を今でもはっきり覚えています。時々、他の万年筆に浮気しつつも、結局、一番長く使い込んできたこの万年筆にいつの間にか戻り、気づけば10年以上常に一緒です。

展覧会が近づけば、ノートの後半は、展示レイアウトや、関係者との打ち合わせ内容、展示に必要な事務仕事についてなど、書き込む内容が変わってきます。また、どのシリーズ作品も、一旦間を空けて、再度続けて制作する事が多いので、どの項目の前後も数ページずつあけたり、書き連ねている資料用のページも追加で書き込めるように、なるべく行間を広めにとって書いています。」

「添付した写真に写っているのは、そうやって使っているノートの一部です。1冊ずつ違う内容のノートばかりになってしまうと、全体を見通しにくくなるので、プロフェッショナルノートブック(ラージサイズ)にそれぞれのプロジェクトが、今現在、どのような状況にあるのかを常に把握するため、箇条書きとMind mapを併用して書き留めています。また、その他の仕事の打ち合わせなども含め、ヴォランを1冊用意するまでもない場合も、書き込む先はプロフェッショナルノートブックです。その他に、作品点数が多くなったシリーズ作品などは、ハードカバーのノートブックに作品毎の詳細を書いて、作品管理用にしています。

プロフェッショナルノートが、仕事全体の概要一覧、ヴォランがそれぞれの詳細な内容。といったところでしょうか。まだ、アイディア段階で、具体的な制作には至っていないものなども、プロフェッショナルノートに書き出しています。」

「時間がある時や、行き詰まった時など、よくそれぞれのノートを見返しています。そうすると、アイディアだけで進んでいなかったモノや、大変だったけど、やり遂げた事など、様々な状況が見えてきて、自分自身の気持ちが少しリセットされる気がするのです。今では、数冊の新品のヴォランが自宅にストックしてあり、いつでもどこでも書ける様に、プロフェッショナルノートは常に持ち歩いています。今後も、ヴォランはますます増えていくと思います。それぞれのノートにどんな事が綴られるか、今からとても楽しみです。」

鈴木亜季さんのサイトはこちら
鈴木亜季さんのブログ「一日一景」はこちら
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*全体を見るためのプロフェッショナルノート、各プロジェクトを深めるためのヴォラン、そして、作品管理に活用されるハードカバー。それぞれのノートブックが鈴木さんのワークフローに上手に寄り添っているのがよく分かりますね。・・・鈴木さんには、物語賞としてソフトカバーのカラーノートブック(ポケットとラージ)2冊セットが贈られます。本当におめでとうございます!

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