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2014年11月8日

季節の詩:ゲーテと『銀杏の葉』

若林眞弓さんのモレスキンノートブックに描かれた「銀杏の葉」を観賞していると、今年も秋が深まってきているのを感じます。時代変わって、ドイツの文豪ゲーテもまた「銀杏の葉」を愛した一人であったようです。今日は、ゲーテが66歳の時に若い恋人に贈ったと言われる詩を紹介したいと思います。

belta

『銀杏の葉~Gingo Biloba』

これは はるばると東洋から
わたしの庭に移された木の葉です
この葉には 賢者の心をよろこばせる
ふかい意味がふくまれています

これはもともと一枚の葉が
裂かれて二枚になったのでしょうか
それとも二枚の葉が相手を見つけて
一枚になったのでしょうか

こうした問いに答えられる
ほんとうの意味がどうやらわかってきました
わたしの歌を読んであなたはお気づきになりませんか
わたしも一枚でありながら あなたとむすばれた二枚の葉であることが

『ゲーテ詩集』より(訳・井上正蔵、旺文社文庫, 1968)

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*ゲーテが「銀杏の葉」にどのような意味を見出していたかについて、渡邉直樹先生の論文『ゲーテとケンペルの銀杏』(2013)を読んでみたのですが、ものすごく面白く、そして、とてもロマンチックでしたよ!・・・街で銀杏の葉を見つけたら、ゲーテの思想を想いながらそっと一枚モレスキンノートブックに挟んでおきたいと思いました・・・

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