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2016年5月17日

イベントレビュー①:5月14日「少し先の未来の『書く』」

2日にわたる「スマートライティングセット」の発売記念イベントにお越し頂いた皆さん、ご参加頂き本当にありがとうございました!

このイベントは、MOLESKINEが提唱するスマートライティングシステムが、私たちの少し先の未来にどのような可能性をもたらしてくれるのか、様々な仮説を立てながらゲストを交えて話し合う機会でした。今日は、「少し先の未来の『書く』『描く』」と題された今回のトークセッションでどのようなアイデアが飛び出したのか、モレスキナリーYOKOのメモより少しだけご紹介したいと思います!

スマートライティングB1パネル-A案

2日間のトークセッションの中で特に強調されたのは、次のようなテーマでした:

  • スマートライティングシステムが私たちの仕事や暮らしにどのような可能性をもたらしてくれるのか?
  • 個人的で”閉じられていた”ノートが、”開かれたノート”としてソーシャルなものになり、共有されると、どんなことが起きるだろうか?
  • どのような情報が「データ化される手書き」にふさわしいのだろうか?

1日目の「書く」の回では、ゲストにアートキュレーターの高橋裕行さんと、北極気候変動の研究者である堀正岳さんをお迎えし、アカデミックな視点からお話を伺いました。

SWS2

  • 「マルチ画面」になる可能性
    1ページ1ページの手書きをデジタル化して、並べ直したり俯瞰できるとしたら、そのページとページの間に新しい繋がりを発見することができるかもしれない。それは、大学の講義室にあるスライドレールのついた大黒板の効果と似ている。
  • 「みんなで書くこと」の可能性
    「みんなで書いていく」ことの成功例としてWikipediaが挙げられると思う。知識を少しずつ寄せ集めて、さらに質の高い知識の構築を目指す作業。あるいは「動画サイト」のように、みんなで一つのものを鑑賞する楽しさ。
  • 「会議の議事録」の可能性
    EvernoteやGoogleドキュメントには、保留したい考えや感情などが記録しづらい。手書きならば、そういうものもさっと書き留めることができていいかもしれない。
  • アカデミックなシーンで手書きが必要になるのは?
    「実験ノート」はそのプロトコルを残すために手書きでなければならない。「本人の筆跡」が残ることが重要。また、環境によってデジタルデバイスを使えない場所では手書きのノートは欠かせない。
  • 文字が汚い人はどうしたら?
    文字が読めないほど汚いという場合、やはりパソコンでタイプする方が効率が良く、読む人にも伝わりやすいのでは?
  • スマートライティングセットには、”TypeTrace”というアート作品に抱くような感覚を感じる…

dividual (2007) “TypeTrace”
コンピュータ上のタイピング行為を時間情報とともに記録し、再生することができるソフトウェア「TypeTrace」と、それを連動してタイピングを再生するキネティック・キーボードによるインスタレーション。文章執筆のプロセスをつぶさに記録、再生することによって、最終的なアウトプットの裏に隠された思考の痕跡を読み取る可能性を提示している。…(ICCより)

イベント詳細は以前の記事

*まだまだ興味深いキーワードが飛び交っていましたよ!「書くこと」「文字による思考を共有すること」あるいはその限界(?)について、個人的にじっくり考えました。明日は、2日目「描く」の回のレビューをお送りします。

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