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2016年6月23日

大隅典子の「脳の個性」に合ったメモの取り方

神経科学者の大隅典子さんが、私たちの脳に見られる「3種類の思考様式」について、とても興味深いエッセイを書いています。自分がどのように思考するタイプなのかを知ることで、自分に合うメモの取り方やノートの種類が見えてくるかもしれませんよ!

「・・・「伝わるプレゼンテーション」の講義では、「PowerPoint(PPT)ファイルを立ち上げる前に、構想をノートに書いて・描いてみましょう」ということを、この数年、必ず言うようにしています。PPTというアプリケーションは(そこそこ)便利なので、つい、表紙から順に作っていきたくなるものですが、先に全体を見渡した方がバランスの良いプレゼンになると思います。Keynoteを使う場合でも同様です。

今朝、目が覚めたときに、思いついたアイディアをいくつか方眼ノート(Moleskineを愛用♬)に描き出してみたのがこちら。」

NorikoOsumi

「たぶん、他人が見ても何のことやら……だと思いますが、自分用のアイディアノートとしては、これで十分です。細部は脳の中にストアされていて、実際にプレゼン用のアプリケーションを立ち上げての作業で詰めていくので。

でもって、改めてこの図を見なおして、自分が「パターン思考」であることがよく表れていると認識しました。

拙著『脳からみた自閉症「障害」と「個性」のあいだ』(ブルーバックス)で取り上げているテンプル・グランディン博士は、ご自身が自閉症であることを「個性」と捉えている方ですが、動物学者であり、家畜施設の細かい設計図を描くことが得意とのこと。いくつか著作があり、和訳もされていますが、『自閉症の脳を読み解く―どのように考え、感じているのか』(NHK出版)という著書の中に出てくるのが「3種類の思考様式」という仮説です。

一般的には、「言語優位な思考」と、それに対比される「視覚優位な思考」の2つに分類されると見なされることが多いかもしれませんが、グランディン博士はそれに加えて「パターン優位な思考」を挙げています。

私自身、この本を読むまでは、なんてったってビジュアル系、つまり「視覚優位」だと思っていたのですが(←ここ、クスっと笑うところです、念のため)、一度見た絵画の記憶はしっかり残っていても、自分で描く方はまったく駄目で、組織学のスケッチは大の苦手でした。

したがって感覚的には繊細でも、出力系が悪いためであろうと長らく思っていたのですが、そうではなくて、全体(視覚映像)の中に「パターン」を見出すことが得意、パターンとして記憶するという脳の使い方なのだとわかりました。

そういう意味で言えば、「パターン」を見出したり記憶するのは視覚的な入力だけでなく、音楽や電車の音、音声言語などの音刺激もパターン化して記憶しているような気がします。…」

全文読もう!大隅典子さんのブログ
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*なるほど、なぜノートブックの定番レイアウトが3種類で落ち着いているのか、ひとつ納得の可能性を見つけることができた気がします。…思考と脳科学の関係は、これからもモレスキナリーで追いかけたいカテゴリーです!

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