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2016年11月10日

目撃:小説家 森見登美彦のメモ帳

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▲ 森見さんがデビュー以来使い続けている取材ノート。開かれたページに書かれているのは『夜行』に収録された「津軽」の執筆のために訪れた、青森での取材メモ。訪れた場所で森見さんの目に映ったモノの断片がつづられる

「僕がデビューしたのは、2003年。その直後から小説のアイデアが枯渇することにおびえる日々を送っておりまして(苦笑)。「ノートやメモ帳をたくさん買えば、アイデアもたくさん湧いてくる」との妄想にかられて、大きさも仕様も様々なノートを買いました。それらは一度も開くことのないまま、今も売れるほど持っています。

作家のなかには、「構想ノート」「創作ノート」と称して、小説についてのアイデアや構想、登場人物像などを1冊にまとめるやり方をしている人が少なくありません。そんな使い方に大変憧れるんですが、僕はできないんです。一つの小説の構想を集中して考えるとなると、コピー用紙やゲラの裏にメモしたり、自由に書き広げたりします。決まったノート内でやろうとすると、途端に不自由になってしまう。

だから、僕がノートを使えるとしたら、断片的な思いつきを集めていくやり方。その方法に合うのが、モレスキンの手のひらサイズのメモ帳なのです。

このメモ帳は、入り口やきっかけのような存在です。常にかばんに入れて持ち歩き、その場その場で思い浮かんだことや、ひっかかったモノ、人などをここに、ちょこちょこと書き留めます。

(メモ帳をめくる手を止めて)ムハンマドの言葉が書き記してありますね。「尊べ、ただ一片の知識のために地の果てまでいけ」。はっとする言葉でしょう? 何かの本を読んでいたら出てきて、小説に使えそうだなと残しておいたもの。こんな風に、あとあと小説を書くときに文章が膨らみそうなディテールを収集している感覚です。」

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▲ 右側が新しい取材ノートNO.28。半年に1冊のペースで更新され、使い終えたノートは本棚に並べられる

「気に入っている理由は、手のひらに収まるサイズ。デビューしてから10年以上使っているので、ずっとこれでやってきたという実績と、保管のしやすさですかね。1冊が終わったら本棚に並べます。およそ半年で1冊のペースで更新され、今はNO.28(28冊目)に突入したばかりです。

紙は、プレーン(無地)です。方眼や横ケイも試したのですが、その時々の気分で文字の大きさやきれいさが違うので、線があると字の大小やぎくしゃくした感じが際立って、鬱陶しいんですよね。…」(ライター 平山ゆりの/写真 鈴木芳果)

全文読もう!つづきはNIKKEI STYLE

私は『有頂天家族』のファンなので、森見さんがモレスキンユーザーなのを知り興奮してしまいました!最新作『夜行』をはじめ、森見さんの小説と、モレスキンノートブックに書き留められたメモがどのように関係しているかが非常によく分かるコラムです。ぜひ全文読んでみて下さいね。

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