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2018年4月23日

季節のページ:4月23日は「世界本の日」

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Image by Noriko Thomas from myMoleskine

「エーコは言っています。『人類はまさに途方もない存在です。火を発見し、都市を建設し、見事な詩を書き、世界を解釈し、神話の神々を絵に描きました。しかし同時に、同胞を相手に戦争を繰り返し、互いに騙しあい、環境を破壊しつづけてきました。知的で崇高な美徳と低俗な愚行を合わせて評価すれば、中くらいの点数になります。したがって、愚かしさをテーマに語ろうとは言ったものの、これは、半分天才で半分馬鹿という、この人間という存在に対するオマージュなんです』

書物がもし、幸福と長寿を追求する人間の熱意と能力を正確に反映したものなら、この過剰な名誉とこの下劣さを必然的に伝えているはずです。ですから、我々もまた、偽りと間違いだらけのこれらの書物を、ひいては自分たちの絶対的に正しい意見などというまったく馬鹿げたものを、お払い箱にできるなどとは思わないようにしましょう。」

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Image by Noriko Thomas from myMoleskine

「書物は影のように忠実に時代の果てまで我々についてきて、在りし日の我々についてだけでなく、現在の我々についても、正直に語るでしょう。つまり書物とは、情熱的で粘り強いが、そのじつ歯に衣着せぬ追跡者なのです。間違いというものは、それを犯した人間が何かを求め、間違えた場合に限り、人間的です。解決済みの方程式、証明済みの仮説、改良済みの試作品、共有済みの見解のそれぞれには、どれだけたくさんの行き詰まりがあったことでしょう。このように書物は、うんざりするような卑劣さからようやく解放された人類の夢を物語るものであるのと同時に、その夢を陰気に曇らせるものでもあるのです。……」

ウンベルト・エーコ&ジャン=クロード・カリエール
『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』序文より

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