昨年9月に紹介したEcriture Infinieプロジェクトですが、あの巨大な8冊のノートブックが、ヴェネチア大学で開催される文学祭Incroci di Civilitaの中で再び披露されることになりました。Ecriture Infinieプロジェクトをまだ知らないという人のために改めて紹介したいと思います。今日は、「手で書くこと」の意味について一緒に考えてみましょう・・・
「・・・Ecriture Infinie/Infinite Writing(果てしなく続く書物)は、3500年前に発明された「ハンドライティング」という文化を祝して行われているアートプロジェクトです。カメルーン出身のアーティストBill Bidjockaにより考案されたこのプロジェクトでは、8冊のノートブックが世界中を旅しながら手書きの印を集めて回っています。全てのページに印が書き込まれたら、本は布に包まれ、タイムカプセルのように秘密の場所に隠されます。何千年も後、人類はそれを発見し、何が書かれているか理解することできるでしょうか?
Moleskineにとって、Ecriture Infinieプロジェクトは、ライター、神経学者、芸術家たちと一緒に「ハンドライティング」というテーマを見つめる良い機会となっています。異なる視点を持ち寄り、このデジタルの時代にハンドライティングがどのような進展を遂げるのか、研究しているのです。今日では、思考をより速く、書いたり共有したりする方法が存在していますが、今でも、私たちはハンドライティングを楽しんでいるはずです。それはおそらく、ペンや鉛筆が紙を走る感覚や、あのリラックスした動き、思考をほんの少しの間切り離してくれるところや、個人の筆跡など、手書きがもたらす様々なフィーリングによるものでしょう。
あなたの思考や気持ちを手書きで表してみて下さい。そして、それを、あなたの印として、Ecriture Infinieプロジェクトのサイトにアップロードして下さい。・・・」
イベントの詳細はmoleskine.comへ
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第7回ベルリンビエンナーレで開催されているアートプロジェクトのために、特別なノートブックが制作されたようです。
「神聖な教会の壁が、社会問題を議論するための巨大な白いページ、パレットとなりました。このアイディアはポーランドの現代美術作家パヴェウ・アルトハメルのアイディアがもとになっています。“Draftsman’s Congress(ドラフトマン会議)”と題され、第7回ベルリンビエンナーレの一部として、芸術と政治をつなげるプロジェクトとして発表されました。
ペンシル、チャコール、ブラシ、ペイントなど、ルールはありません。ただ自分のアイディアに正直でなければいけません。この会議はビエンナーレ期間中続けられ、毎日絵が描き足されていきます。スペシャルセッションでは、アーティストと一般の人たちが、過去10年間に世界に影響を及ぼしてきた争いについて“ディスカッション”するために絵を描きます。
同じように開かれたプラットフォームは、アルトハメル氏によりデザインされたモレスキンスペシャルエディションに再現されます。黒い表紙にはシルクスクリーンされた白いスペースがあり、カバーもまた空白の1ページとなります。数冊はアルトハメル氏によりペイントされ、ビエンナーレのオフィシャルブックストアで販売されます。」
詳細はmoleskine.comへ
*Draftsman’s Congressは4月17日から7月1日まで、ベルリンにあるSt Elisabeth Churchで観ることができます。ベルリンをお訪ねになる人はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

Stamen: Washington DC

Stamen: New York City
It’s Nice Thatでは、サンフランシスコを拠点とするデザインスタジオStamenが制作した水彩マップが話題になっていました。その地図があまりにも美しかったので紹介したいと思います。
「・・・数週間前にサンフランシスコのStamenが街のトラッキングプロジェクトの第2部をリリースした時には、マッピングコミュニティー(私が最近お気に入りのコミュニティー)が興奮が湧きました。そして、その興奮は特に、惹き込まれてしまいそうなほど豪華で美しい水彩画スタイルのマップに向けられたのです。・・・Stamenのブログポストでは、Geraldine Sarmientoが、カラーパレットを開発していく制作プロセスについて説明しています。始めは手作業で色を作り始めたようです。彼女は次のように語っています:
”ペイントとテストを何度もくり返し、様々な種類の筆を実験し、紙の種類についても滑らかなものから粗いものまで研究しました。最終的な仕上がりのため、望む結果が得られるならば、多種の筆、紙を使用したのです。例えば、粗目の紙は地面の部分に必要なきめを表現してくれました。色々と組み合わせて地形のバリエーションを作り出すのは楽しかったです。”・・・」
It’s Nice Thatより
Stamenのサイトはこちらへ
香港国際映画祭につづき、今日は、4月2日から9日までナイジェリアで開催されている文化イベントと、そのイベントのために制作された特別なノートブックの物語を紹介したいと思います。
「Moleskineは、ノーベル文学賞受賞者のウォーレ・ショインカが監修を務めるLagos Black Heritage Festivalに参加します。舞台は、ナイジェリアの中心であり、1100万人が暮らすアフリカ最大の大都市ラゴスです。このイベントは、舞台、カーニバル、ビジュアルアーツ、音楽、シンポジウム、ポエトリースラム、映画を通して、多面的にアフリカ社会を探究するものです。
・・・フェスティバルに敬意を表して、Moleskineはスペシャルエディションノートブックを制作しました。このノートブックは、The Coffee-table collection(“移住”をテーマとする詩集)のアフリカ詩人たちや、イベントで上映される映画を制作したナイジェリアのフィルムメーカー、展覧会に出展している写真家たちなど、ラゴスを訪れるアーティストやゲストに贈られます。
フェスティバルでは毎年、世界のある特定の地域に着目しています。今年選ばれたのはイタリアに面した地中海沿岸で、このシリーズは“Black Mediterranean: Afro-Italian Narratives”(黒人たちの地中海:アフロイタリアンの物語)と題されました。著名作家であるヌルディン・ファラー、クリスティーナ・アリ・ファラーや、学者のクラウディオ・ゴルリエール(トリノ大学名誉教授)、アルマンド・パヤリッチ(ヴェニチア大学の教授、詩人)等が参加します。」
moleskine.comより
Lagos Black Heritage Festivalの公式サイトはこちらへ
3月21日から4月5日まで、香港国際映画祭が開催されており、世界各国250作品以上の映画が上映されています。この映画祭に、Moleskineが参加しているようです。
「Moleskineは、アジアで最も期待を集める、世界的に重要な映画祭の一つ、香港国際映画祭に参加しています。36回目となる映画祭の主賓には、監督でありプロデューサでもあるピーター・チャンが選ばれました。今年の映画祭では、ピーター・チャン監督のこれまでの作品を振り返り、さらに、香港中央センターで個展が開かれます。作品上映、ミーティング、セミナーに加え、ピーター・チャン監督のオリジナルのノートブックも展示される予定です。・・・来場者はノートブックをめくりながら、その中でスケッチやドローイングを通して展開していくクリエイティブプロセスを辿ることができます。このノートブックはDetourアーカイブとして保存され、Moleskineの巡回プロジェクトの一部として世界中を旅することになります。
映画祭への贈りものとして、Moleskineは、映画と文化の促進に努める香港国際映画祭のための特別なノートブックを制作しました。Moleskineはこれまでにも映画の世界に注目しており、ティム・バートン、マイク・フィギス、スパイク・ジョーンズ、ジャ・ジャンクーなど主要人物を取り上げたり、トライベッカ、ロカルノ、ベルリン、ヴェネチアで開催される国際映画祭に参加してきました。・・・」
詳細はmoleskine.comへ
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現在、東京の日本橋にあるギャラリー・ハシモトでは、画家の津上みゆきさんの個展「即興/共鳴」を4月7日まで開催しています。津上さんはモレスキンのスケッチブックを長く愛用しているそうで、スケッチブックに描いたスケッチをもとに、風景をテーマとした作品を数多く制作しています。
「ちょうど一年前、制作のためアトリエにいた作家を大きな揺れが襲った。その日、朝から描き続けていたスケッチと自らを落ち着かせようと庭に出て描き続けたスケッチ。そしてそれらのスケッチから立ち上げたキャンバス作品。Viewというタイトルで自然と深く繋がった風景を描き続けてきた作家があらためて見つめなおした自らにとっての「描く」という行為、そして「スケッチと絵画」との関わりをその時に生まれた連作を通じて作家とともに考える展覧会です。」
*個展では津上さんのスケッチブックもあわせて観ることができるそうですよ!・・・1人の現代芸術家は3.11の震災をどのようにとらえてきたのでしょうか?その視点をぜひ共有して下さいね。
以前、ジャマイカ生まれのフォトグラファーNigel Scott(ナイジェル・スコット)さんのモレスキンカイエをご紹介したのを覚えていますか?現在、東京六本木にあるCLEAR EDITION&GALLERYでは、2月25日(日)までナイジェルさんの写真展「Conversations with Blue」を開催しています。
「ジャマイカ、キングストン生まれのナイジェル・スコットは、その独自の視点と感覚でコンテンポラリー・フォト グラフィーの最前線に立っています。彼は80年代中頃にカナダのトロントに拠点を移し、写真家としてのキャリア をスタートさせます。1987年にトロントを離れて以来、スコットはパリ、東京やニューヨークなど生活と活動拠点 を転々としながら各地で評価を得てきました。ルーツがジャマイカだということもあり、同郷の若かりしボブ・マ ーリーとウェイラーズの北アメリカのツアーに帯同し、記録していた時期もあります。
サーフィンを体験して以来、スコットは海洋環境にその関心を移します。彼が描写するイメージは太陽と水などの 自然界の要素を写し出し、自然との繋がりを想起させます。スコットの表現は介入主義や写真におけるデジタルト レンドとは一線を画します。彼のサイアノタイプはネガ、ライトボックスもしくは屋外で、自らの手でコーティン グされた紙や金、白い絹布に施され、植物やファウンドオブジェクトの表情を太陽の力で引き出します。・・・」
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*この週末、ぜひ美しい”BLUE”を訪ねてみてはいかがでしょうか?このエキシビションは3月2日から15日まで大阪でも開催されるそうです!
フォトグラファー、ディレクターイリュージョニストであるAlexandre Duboscさんのアニメーション「Alimation」は、バレンタインデーにぴったりのインスピレーションです!たくさんのチョコレートやお菓子が幻想的な世界を作り出します。
「・・・(アニメーションで使われている食材は)形や色から選びます。形や比色法を踏まえて作るのが好きなのです。例えば、”le flamboisier”(マッチで作ったガトー)の場合、マッチを見てすぐにラズベリーを連想したのです。・・・私が愛してやまないことは、アイディアを形として構築するプロセスもそうですが、食べ物に新たな美しさを見出し、その楽しくユーモラスな一面に注目するために、日常の視点からあるシーンを“切り抜く”ことです。これは、芸術や“味”にまつわる至福の喜びの探究だといえます。そして、私の写真も新作のフィルムと同様に、観ている人と遊びながら、言葉やイメージを通して笑顔を探し出す楽しいゲームなのです。・・・(Essenのインタビューより一部抜粋)」
Alexandre Duboscさんのサイトへ
*Happy Valentine!チョコレートが多くのインスピレーションと、リラックスと、愛を運んでくれますように・・・!
「“Women Create Life”は、世界の女性と子どもの健康の向上に向けて人々の意識を高めるために、そのメッセージを込めたコンテンポラリーアートやデザインを発表しています。芸術的、社会的な意味を含む本プロジェクトは、社会の中で母親と乳幼児の健康がより気遣われるようになることを目指す世界保健機構(WHO)のプロジェクトのひとつです。
MoleskineはWomen Create Lifeのスピリットを込めた特別なノートブックを制作しました。付属のブックレットにはエリザベッタ・ファリナ(Elisabetta Farina)により描かれた女性たちの物語とポートレートが紹介されています。Women Create Lifeの商品の売上の一部は、女性と子どもの健康を守るため、国連イタリア政府代表部へ寄付され、その後、イタリア政府の年次募金としてWHOへ寄付されます。」
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